音楽療法には「能動的・受動的音楽療法」「神経学的音楽療法」などのように、細分化されたものがあります。
その中の一つに、メリカで開発された「メロディックイントネーションセラピー」と言うものがあり、
これを基に、日本語でも「ジャパニーズイントネーションセラピー」が開発されました。
それが「ことば音楽療法」です。
「ことば音楽療法」
名古屋で30年間支援学級の教師として勤められた堀田喜久男先生によって開発されたメソッドで
障害を持った子供たちの言葉の習得を促し、学習能力の向上、社会的自立を目指します。
日本語のアクセントは、抑揚アクセントであり、言葉の中に”ふし”があります。
どんな言葉でも、わらべ歌のラ・ソ・ミの3音ですぐに歌え、歌う事を繰り返せば、言葉の習得に繋がっていきます・・・
具体的には、
1音節の発音、体の部位の歌、玩具の歌、2音節語の歌、2語文の歌、数え歌、
オノマトペを生かした歌・数図数字指図カードの歌、時計の歌、お金の歌、
絵描き歌、九九の歌、反対語の歌、連想しりとり歌、つながりことば歌、
文図構文(文法)の歌、量の数の歌、日にちの歌、、、
など、具体的で細かな項目があり、
それぞれの教材を用い楽しくセッションしていきます。
音楽療法ライツは「ことば音楽療法認定教室」となっています。
さらに詳しく‼
一般社団法人発達支援協会HPへ。
音楽療法ライツで実際に実施していることば音楽療法の内容(一例)をご紹介いたします。
2~5歳までのお子さんの個別・少人数セッションでは、音楽とリズムに乗せ、母音(あ・い・う・え・お)の発声から促し、2音節や2語文などの発語へと促します。
オノマトペカードや絵本の読み聞かせも行います。
文章の作り方・数字の理解・お金の計算・時計の読み方・日付…など、それぞれの教材を使い、音楽とリズムに乗せじっくり学んでいきます。文章の組み立てでは、~は、~がなどの「助詞」の理解も深めていきます。
ことば音楽療法の基礎である3・3・7拍子のリズムに乗せ、単語やことばの発語練習を行います。言葉がうまく出ない方に、リズムに乗せた単語を繰り返し発語していただくことで、スムーズな発語やことばの間違いを減らします。
上記はほんの一例です。上記以外にも、その人に合った目標に合わせ、様々なプログラムを実施しています。
音楽療法ライツ
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